AMT、DCTって何?

最近の自動車関連の情報の中で良く登場する言葉に、AMTやDCT、あるいはCVTといった言葉が挙げられます。これらは実は全て同じ役割をしているものですが、その仕組みが少しずつ異なっています。ここでは、その違いについて説明します。まず、これらの言葉は全て、トランスミッションと呼ばれる自動車に搭載されている機構部品を示しています。トランスミッションとは、エンジンで生み出される駆動力をタイヤに伝達するものです。エンジンは、その特性上ある一定範囲の回転数でのみ、効率の良い運転が可能です。しかし、自動車は様々な速度で走る必要があるため、速度に応じてエンジンの回転数を減速する必要があります。その役割を果たしているのが、トランスミッションです。まずMTというのは、この減速の為のギヤの変速を手動で行うものです。変速時にはクラッチと呼ばれる機構を操作する必要があります。ATは、このクラッチと呼ばれる機構を排除して、トルクコンバーターを搭載することで、運転者が変速動作をする必要をなくしたものです。昨今よく聞くCVTは、変速を無段階で行えるようにしたもので、常に効率の良いエンジン回転数を使えるようになっています。これに加えて欧州車でよく見られるのが、DCTと呼ばれるモノです。これは、前述のMTのクラッチ機構の操作を自動化したもので、伝達効率と運転時のダイレクト感に非常に優れたシステムです。これら、変速機の進化が燃費性能の改善に一役買っています。

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