ディスチャージランプとハロゲンランプの違いって?

従来のヘッドランプにはハロゲンランプが多く利用されてきました。ハロゲンランプの特徴はガラス管内部に水銀ガスが封入されていて、フィラメントの光が水銀ガスに反応することによって明るく光ります。構造的には普通の電球と同じなので、フィラメントが熱で劣化して切れたときが寿命となります。一方でディスチャージランプとは、一般的に「HID」と呼ばれています。HIDは高圧放電管のことで、フィラメントを持たず放電することによって光を放ちます。光らせるには交流電源が必要となるので、直流電源であるバッテリーに直接繋いでも点灯しません。点灯させる為には300Vの交流電流に変換する必要があり、HIDには必ず点灯装置である「バラスト」と言うものがセットになっています。
HIDは電力効率が非常に高く、少ないワット数で十分な明るさを得られる為、最近の車では多く採用されていますが、欠点もあるようです。その欠点としては、点灯させてから光量が安定するまでに時間がかかることが挙げられます。これはロービームとハイビームを切り替えるときに大きな障害となるので、ほとんどのHIDでは反射板からのバルブの位置を機械的に動かすことで切り替える構造になっています。

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